1月1日や4月1日を機に、何か新しいことを始めるというのはよくある話ですが、実は、10月1日スタートというのも、いいタイミングだと思います。
ということで、こんな本を買ってしまいました。勿論、衝動買いです。
先日、第1回目の放送がありました。
番組は、3か月で、エリック・サティの「ジムノペディ第1番」と、ショパンの「革命」(練習曲作品10-12)をマスターするというもので、講師はユニークなレッスンに定評のある本田聖嗣さん、生徒はピアノが全く初めてという石丸さんと、小学校でバイエルをやって以来という寺田さんのお二人です。
「できるかな?」と心配そうな生徒に、「できます!」との講師の力強い言葉。私もピアノは小学校で止まっているので、とても勇気をもらえます。
ピアノは小さい頃から始めないと弾けないというイメージがありますが、大人ならではのやり方で理論的に短期でのマスターを目指すとのこと。
テキストの中の以下のような言葉にやる気が沸き起こりませんか?
オトナの場合、直感やセンスといった要素に頼るよりも、むしろ頭で理解し、理論を納得した上で取り組んだほうが、体が動きやすく、習得も早まることが多いです。
3ヶ月で「革命」を弾けたらカッコいいですよね。
第1回目のレッスンでは、
石丸さんは、右手のハ長調のオクターブのスケール
寺田さんは、左手のハ長調の4オクターブのスケール
をやっていました。
「革命」はこれまで楽譜を見たことはなかったので、超難しいイメージしかなかったのですが、改めてテキストの楽譜を見てみると、左手に同じパターンの繰り返しが多いことに気づきます。今回の4オクターブのスケールの練習から、最終的にどのように「革命」につなげていくのか、今後の展開が楽しみです。
当面は片手の練習から始めて中盤から両手に入るそうです。3か月後にカッコよく革命を弾いていたい。
ということで、番組と一緒にスタートしてみます。
子どもの時から始められればそれに越したことはないですが、
そして本当に好きだったら続けていたのでしょうが、
概して子供の頃は、自分が本当に好きなのかどうかわからないし、
やらされ感が強かったり、
先生が怖かったりして嫌いになった人も多いでしょう。
大人になってから、誰に言われるわけでもなく自分がやりたいと思うなら、それは本当にやりたいことなのです。
迷わずスタートしましょう。
指が回らないとか、音感が悪いとか、脳と指が瞬時に反応しないとか、課題は山積みでしょうが、反面、大人は理屈で考えることができるので、言葉で理解して、ゆっくりでいいので実践していくこと尽きるでしょう。
諦めずに継続していくことで、少しずつでも上達していくものと信じています。
大人から始める楽器についてはこちらもご覧ください。