何を隠そう私は文系ですが、物理が好きです。(好きと理解しているは違います)
特に「相対性理論」や「量子力学」には心惹かれ、時折、思い出したように「マイ物理学ブーム」が訪れます。たまたま面白い本を読んだとか、興味深いTVを見たとかということがきっかけになる場合が多いように思います。
さて、時々見ているNHKの「3ヶ月でマスターする」シリーズ
今回は「3ヶ月でマスターするアインシュタイン」ですが、タイトルに惹かれて初回を見てみたら、なんとなく面白そうな予感。
講師は東京学芸大学の小林晋平教授。トークが面白いしわかりやすいです。
そしてゲストが、3時のヒロインの福田麻貴さん。
お二人の軽快な掛け合いはテンポがあって面白い。
特に気に入ったのが、サンプラーに「わからへん」と「むっちゃおもろい」という福田さんの声がサンプリングしてあって、パッドをタップすればたちどころに音声が流れるという趣向。
話についていけなくなりそうだったら、「わからへん」をタップすれば、たちまち「わからへん」、「わからへん」、「わからへん」と音声が出て・・・、こういうの好きです。
加えて、小林先生が黒板に板書しながら説明してくれるので、程よいテンポ感でこれまたわかりやすい。いきなり言葉や数式が画面に出るのではなく、手で板書しながらの説明なので、手書きの速度で話の流れについていきやすいし、教室で授業を聞いているような感じになれます。
第1回は「はじめまして!アインシュタイン」と題して、
「移動する速さによって流れる時間が異なる」「重力の大きさによって流れる時間が異なる」
といった相対性理論のキモを自転車や踏み台を使って垣間見せてくれます。
また、「エレベーターのロープが切れたら中の人はどうなる?」、「摩擦がなかったらどうなる?」などの思考実験の話も面白く、初回を見て、続けて見てみようと思いました。