池田光史さんの「歩く マジで人生が変わる習慣」を読んで、ベアフットシューズが欲しくなり、アルトラのシューズを買ってみました。
といっても、トレイルやランニングをするわけではないので、ベアフットシューズとはどんなものなのか、まずは普段の街歩きで試してみようと思ったわけです。
そして、「ウォーキングや買い物など日常的に使える」、「伸縮性のある素材でフィット感が高い」「外反母趾対策にもなる」とのレビューを見て、Escalante(エスカランテ)を選んでみました。
アルトラのシューズは、靴の前足部と踵の高さが同じで踵が高くない「ゼロドロップ」、足の自然な形にあったデザインで足先が狭まっていない「フットシェイプ」が2大特徴で、この機能によって、膝や股関節への負担が軽減されるとともに、足の動きが自由になり快適な履き心地を得ることができるのです。
さて、エスカランテをゲットして足を入れた瞬間、まず足先がゆったりしていることを実感しました。
普段履いている靴に比べ締め付け感が全くありません。足先が自然な感じでゆったりと広がります。ですので、ものすごく楽。ちなみにサイズは1㎝大きいサイズを選びました。
踵については履いただけではその効果がよくわかりませんでした。また、靴自体は非常に柔らかくて快適です。
さて、早速、通勤時に履いてみました。調子に乗って一駅手前で電車を降りて歩きました。
歩いている時の印象は、踵からガンガンと着地するのではなく、足の裏全体で着地している感触があります。ゼロドロップの影響かと思います。
1日履いて帰宅すると、レビューに見受けられたようにふくらはぎに若干の張りを感じました。日頃使っていなかった筋肉を使ったということかと勝手に解釈しています。しかし2日目からは張り感も特になく、極めて自然に歩けます。
1週間程履いた後で、たまたま前に履いていた靴を履いてみたら、足先がとっても窮屈に感じました。それとヒールの高さもなんとなく感じました。つまり姿勢が前傾しているような感覚です。
1週間履いて特に感じたのは、つま先立ちをした時の安定感です。Y字バランスなどやってみると、指で地面をしっかりと掴んでいるような感触があります。なんとなく指先が強くなったようにも感じます。
3週間程履いてみて、足先のゆったり感に慣れてしまうと、もう前の靴には戻りたくなくなります。
池田さんの本の中に、フットシェイプなシューズを1か月間、1日平均1万歩を歩いた女性の足のビフォーアフターの写真が掲載されています。普段はヒールやパンプスを履いている彼女の若干外反していた親指が自然な位置に変わってきています。私も最初に写真を撮っているので、もう少ししたらビフォーアフターを比較してみたいと思っています。