「1億円貯める方法を教えてください!」を読みました

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橘玲さん、大橋弘祐さんの、難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!」を読みました。橘玲さんは昔からのファンで著作もよく読んでいますが、この本は対話形式でとても読みやすいし、橘さんのこれまでの理論のよい復習にもなります。

簡単に要約すると、資産形成=収入を上げるー支出を減らす+運用して増やす
つまり、「金持ちになるには、収入を増やして、支出を減らして、かつ運用して増やす」というシンプルな方法に帰着します。

橘さんの戦略は、
運用はインデックスファンドを買う。この時NISAを活用すると非課税で運用できます。

支出を減らすには、コツコツ節約するのもありですが、家計に占める割合の大きい保険や住宅費を見直すことが肝心。その保険は本当に必要なのか、高額療養費でなんとかなるのではないのかという話ですよね。住宅費については、ローンを組んでマイホームを購入することは、借金して投資するのと同じことなので、他の投資、例えばインデックスファンドを買うことと比べて利回りや分散リスクを考えて慎重に判断すべきだということです。

収入を増やすには、身も蓋もない話ですが、サラリーマンをしていては難しいとのこと。短期間で年収がアップすることは現実的に難しいし、そもそも税と社会保険料の負担が重く手取りが減少してしまうからです。ならばフリーエージェントになってマイクロ法人を設立し合法的に節税しようという、橘玲ファンならおなじみの、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の戦略が登場します。加えてフリーエージェントなら定年もありません。

さて、若い年齢層なら時間を味方にできるので長期の投資も有効なのですが、定年が視野に入って来た年代、もうすでに定年を迎えてしまった年代の場合だとどうでしょう。

普通にサラリーマンをやっていると、今後収入は確実に減少します。支出は子育てや住宅ローンが終わっていたら、以前ほどはかからなくなるでしょう。投資は若い世代のように時間を味方にできないのである程度守りに入ります。収入が期待できないので、今までコツコツと蓄えてきた手持ちの資産を運用しながら取り崩していくということになるでしょう。

今や65歳まで働くのは当たり前、70歳まで働く人もめずらしくありません。サラリーマンの大多数は諸般の理由で再雇用を選んでいるのですが、モチベーションや給料の低下の話も当たり前のように語られます。最近は60歳を超えても給料が激減しない会社だとか70歳で定年などの動きも出てきています。しかし多くの場合65歳までは再雇用で働き、その後も何らかの形で働くというパターンなのではないでしょうか。

定年後の働き方でフリーエージェントというのは憧れです。

現実はなかなか難しいのでしょうが、今更大金持ちになることは望んでいなくても、好きなように精神的ストレスなく仕事ができれば楽しいでしょう。

本の中にYouTubeを見ながらビールを飲む生活は幸せかという項目があります。
老後にある程度のお金ができたら、働かずにそのお金で暮らしたらダメなのかということですよね。ここで橘さんの一言「仕事をしないで何をするんですか?」

・仕事をしていれば様々な年代の人と緩やかなつながりが生まれ、交流の機会も増える。新しい友人ができる可能性もある。
・フリーエージェントとして65歳を過ぎても働き続けることは孤独を避ける手段にもなる。
・例え100万や200万の収入であっても自分の好きなことをして報酬を得ることは社会に貢献している実感や達成感を得ることにつながる。
・65歳で仕事をやめて100歳まで生きるとして、その間昼からビールを飲みユーチューブを見て過ごすような生活を続けていたら幸せから遠のくことは少し考えてみればわかるはず。

言っていることはよくわかります。

理想論かもしれませんが、自分が関心を持てることを自分のペースで年齢に関係なくやることができれば最高ですよね

さて、この本の最後に大橋弘祐さんの体験談「僕が黄金の羽根を拾うまで」が記載されています。大手通信会社の勤務のかたわらブログを始め、ブログをきっかけに出版社に転職、編集者として働きつつ、マイクロ法人を立ち上げ作家として活躍する経験が語られます。

会社勤めをしていると曲がりなりにも幾何かの収入があるので、次の一歩を踏み出すことに躊躇いが生まれます。加えて自分が何に強みがあるのかなんてなかなかわかりません。そんな時、大橋さんの、あまり深く考えずに「暫定1位の好きなことをやってみる」から始めるのはという言葉に勇気をもらえます。

強みを活かせるニッチを見つけて、自由な人生を手に入れる。
人生100年時代、初めの1歩を踏み出す背中を押してくれる本です。

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この記事を書いた人

定年後もフルタイムで仕事を続けている均等法1期生。
定年後の不安を解消するため、お金の勉強をスタートしました。
新米のファイナンシャルプランナーでもあります。

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